フォトアルバム
Powered by Six Apart
Member since 05/2006

旧青空つどいの家の歩み

  • 9
    「青空つどいの家」ってどんなところなんでしょう? 想像したって、わからない! それじゃぁ、見てみましょうよ! こんなところです! 本当、普通のおうちでしょう?!

おいしい青空つどいの家

  • Cimg9483
    青空つどいの家新店舗はおいしいものがいっぱいです!

たのしい青空つどいの家

  • Cimg9662
    青空つどいの家新店舗はたのしいものがいっぱいです!

« 2006年5月 | メイン | 2006年7月 »

2006年6月29日 (木)

ひとまず!

本日、私の事業所初の、一日利用者10人(一日定員15名)を達成することが出来ました!

たった10人?かと思われるでしょうが、私たちのような民間にとっては、なかなかの好成績です。

だいたい3年たって、定員の7割が埋まり、経営が黒字に転換すれば、いい方と言われています。

私も、他の小規模事業所が、1年足らずで集客が見込めずつぶれているケースをよく目にし、その二の舞だけは避けたいと今まで必死に頑張ってきました。

私たちのような、こうゆう小規模の事業所は、他の大規模施設に比べ、かなり力の弱い存在なのです。

わかりやすくいえば、「ジャスコ VS 商店街」といったところ。

河北町といえど、今まで全然知らなかった場所。新しい土地で新しい関係を作り、地区一軒一軒に挨拶回りなどもして。。オープンから一ヶ月は、利用者もなく、ただひたすらのビラ配り。

それから、まもなく9ヶ月目。

今日は、もう動きたくないほどぐったりと疲れ、仕事も溜まり、「時間が足りないー!」って思うけど、なんだかそれを超える嬉しい疲れとなりました。

2006年6月27日 (火)

花の見事

今日は、寒河江市の花フェスに行ってきました!天気もパリッと晴れて、外出日和。

外に出ることが珍しくなっている利用者さんたち。外の目新しい景色に目を見張り、「ここはどこ?」の連続。最近では都市整備が続き、なじみの店や景色がなくなってゆくのは、お年寄りには寂しいところでもある。

さて、会場に着き、色とりどりの花を一度に見ることが出来、さらには魚が泳ぎだしそうな池に似た・・・(おっとっ!)、、そこで「足湯」も楽しんでしまいました。気のせいか、ちょっと底がヌメっていたりしてまして・・ (おっと ・・)

季節の変わりようを、みんなで楽しんで味わう。

私が、こんなに季節の変化の美しさを、6感全てで感じれたのは、この「家」のお陰J_1なんです。「謝謝」。O  P

みんなで協力し合って、外出の準備。

そして、例のお池の足湯場。ヌルっとな・・

2006年6月26日 (月)

振り返り地点

ここ最近、会社を始める前にお世話になった人と会う機会が立て続けにあった。

あの頃の状況とか悩みとか、なんだか懐かしく思えてきて、これでもちょっとづつ前に進めてきたんだなって思えて、なんだか無性に嬉しかった。「順調です」と言えることが、なんとも幸せである。

って、もちろん新しい悩みなんて、容赦なく次から次へと襲い掛かってくるんですけど。。

今、さらに新しい部門を増やしていく予定である。

「ケアマネージャー」と「福祉用具専門員」、さらには「宿泊サービス」という、新分野の開拓。

これから、ますます忙しくなりそう!

あぁ!最近人が増えてきて、備品が足りなくなってきたー!出費がかさみます・・

Sigoto Sigoto2

← 男の仕事

「BOX作りに余念がない」

  

2006年6月22日 (木)

心の外出

この一週間は、温泉ツアーを企画し、一日のんびりゆったりと過ごしました。

といっても、職員は、ぜんぜんのんびりできなかったんですけどね・・(実情)

でも、日ごろ外出、ましては温泉など言っていない利用者さんがほとんど。

そして昼食は、そこの食堂で各自好きなものを注文してのスタイル。(これが、うまいんだっ!)

そして、お風呂に入るなり、

「白樺~ 青空~ みぃな~み~か~ぜぇ~」

の大浴場響き渡るほどの合唱(カラオケ)が始まってしまい、周りの方やお子さんの笑いを誘う一場面や、

女性利用者さんを目の前に、いきなりズボンをおろし、何をするのかと固唾を呑んでいた矢先、ももひきスタイルのまま、外のトイレに行くおちゃめなおじいちゃん、外に咲いていたシロツメクサを摘んで花冠を作ったり、売店にいって買い物を楽しんだり、お風呂上りに自分で選んだアイスを食べるというのも、

普段当たり前の事を当たり前に出来ない「日常」をちょっとだけでも、「非日常」にする、それを何歳になっても出来る楽しさ、きっと皆さんにも伝わったのではないのでしょうか?

Fufu P1020346

← 食堂での夫婦の一場面。「残すなら、俺が食べっぞー」

自作のシロツメクサの花冠。お似合いなのです!

2006年6月20日 (火)

「お前とならばどこまでも・・・」

この歌詞がある歌が好きだと言うおじいちゃん。

幼少時代、丁度浅間山が噴火した頃に流行っていたこの歌を、大人が歌うのを聞いて覚えたというのだ。

このテーマに乗っ取って、今日はみんなの若い頃を思い出し、男女ペアになって久々に踊ってみることになった。

そしたら、若い頃を思い出したのでしょう。。。

おばあちゃんが、おじいちゃんにKISSをしたではありませんか!!!!!

(それも、色っぽいことに、首筋に ☆ KISS ☆)

もう、誰もが予想だにしなかったこの驚きの展開に、「きゃぁぁぁぁぁぁぁ!!」の黄色い歓声が!!

もう、これには、みんなが「おら、おったまげた!(驚いた)」

90歳を超えるゴールデンカップルの誕生に、度肝抜かれると共に、何歳になろうと、<男と女>は永遠に<男と女>なのだと、知りました・・・・

しっかし、ちょっとドキドキしちゃいますねぇぇ!目の前で見るには刺激が強すぎた!

残念ながら、写真はその瞬間までを取れず!!残念!94_vs_90

← 「接吻でござる。

   覚悟、じい様!」(94歳VS90歳)

↓ 仲良く手を繋ぎ、室内デートを楽しまれた様子。(95歳VS94歳)

95_vs_94

   

   

Dance

 ← 気分も上々、94歳の舞を披露して見ました。芸は、「お年寄り」だそうです

2006年6月16日 (金)

喜ぶ顔

Birth_day利用者さんの誕生日をみんなで祝う。

とてもシンプルな出来事なんだけど、すごく心まで幸せになる。

その人の喜ぶ顔が見たい一心で、私たちはいろんなサプライズを準備し、その悪戦苦闘を繰り広げてしまう。でも、それさえも、なんだか心地いい幸せ感なんです。

日常の生活の中で笑顔を忘れ、人との交流から疎遠になっている高齢者は想像以上に多い。「孤独」が常に隣り合わせの寂しい時間。

でも、ここに来ている間にふと見せるちょっとした笑顔が、どんなに私たちを元気づけてくれることか!「やっててよかった」って思う瞬間である。

「ここ以外で笑う場所がない」。こう伝えてくる利用者さん、事実たくさんいます。

日常の中に、笑顔を!  家庭の中に、会話を! 

最近忘れかけているもの、何かを伝え忘れたこと、ありませんか?

Smile_1

 ← あまり笑顔を見せない方ですけど、笑顔は最高に素敵なんです!He

← 頑張れっ!たこ焼き職人(初体験)

2006年6月14日 (水)

目と心の使い方

「目が痛いぐてよぅ・・・」

そう訴えるのは、いつも優しくて物静かなおばあちゃん。確かに、目が赤く、涙がぽろぽろと落ちてくる。いつもは至って元気なのに・・。

みんなが「大丈夫だが?」と心配する中、

「なんで、痛ぐなったんだず?」と聞いてみると、

そのおばあちゃん、真顔で私にぼそっと一言。。。。

「久々に、色目使ってみたんだず、ほれ~」 

 “ほれ~” って?! えっっ! 未だ現役の89歳?!私も見習わなきゃいけねずね~!

ってことで、さっそく弟子入り。。。

って、これは冗談なんですけど(笑)

でも、自分が大変な身なのに、周りを笑わせようとするその「心」。私はその姿勢の心の大きさに感服してしまいました。

89年間を生きてきた強さ。その中にある、大っきな「優しさ」。肩の力が抜けた物腰の柔らかさ。

おばあちゃん、知ってました? 

「温っかいんです、その存在の全て。」

P1020261

← ということで、目が痛いおばあちゃんの為、サングラス着用にピンクのタオル巻きの格好で、周囲をお散歩してきました。

 写真を向けられれば、「いえぇ~い」と明るくPEACEサイン。

2006年6月10日 (土)

経営の心構え

近頃、「会社」を運営するという、世界にどっぷり浸っています。

仕事が軌道に乗ってきた今、改めていろんなものを見過ごしたりしたものだと、痛感してしまう瞬間が多々あるんです。

今までの目まぐるしい時間の流れに身を任せ、なんとか振り落とされないよう必死に頑張ってきた、その「足跡」みたいなものなんでしょうけど。。

今は、改めて前とは違う立ち位置から、ぐるっと辺りを見回している感じです。

お陰で、いろんなところがぽつりぽつりと、ほつれが見えてきて、自分の力不足・勉強不足の不甲斐無さを感じつつも、仕事のパートナーとしての親との関係も、以前より増して絆が強くなってきています。

そう、確実に。

この成果は、何よりもすごいものと感じてます。

会社を始める前の私には、想像の及ばない世界だったから。

high risk, high return.   この言葉に尽きます。。。

2006年6月 6日 (火)

笹巻&なたもち

今日は朝からみんなで「なたもち」作りの日。 It_2

もち粉からゆべしを作り練って、きれいに洗った笹の葉に巻いてじっくりと蒸す。

季節の味を楽しみ、今日の食事を丹精こめてみんなで一緒に作る。

この姿、私は心底美しいと思う。

昔は子供や家族のために一生懸命作った、おじいちゃん・おばあちゃん。

何時まで経っても、体は「動き」を覚えているものなんです。

生きた「文化」の証ですね。

P1020030_1 P1020031

←仕事の後の 一杯