目と心の使い方
「目が痛いぐてよぅ・・・」
そう訴えるのは、いつも優しくて物静かなおばあちゃん。確かに、目が赤く、涙がぽろぽろと落ちてくる。いつもは至って元気なのに・・。
みんなが「大丈夫だが?」と心配する中、
「なんで、痛ぐなったんだず?」と聞いてみると、
そのおばあちゃん、真顔で私にぼそっと一言。。。。
「久々に、色目使ってみたんだず、ほれ~」
“ほれ~” って?! えっっ! 未だ現役の89歳?!私も見習わなきゃいけねずね~!
ってことで、さっそく弟子入り。。。
って、これは冗談なんですけど(笑)
でも、自分が大変な身なのに、周りを笑わせようとするその「心」。私はその姿勢の心の大きさに感服してしまいました。
89年間を生きてきた強さ。その中にある、大っきな「優しさ」。肩の力が抜けた物腰の柔らかさ。
おばあちゃん、知ってました?
「温っかいんです、その存在の全て。」
← ということで、目が痛いおばあちゃんの為、サングラス着用にピンクのタオル巻きの格好で、周囲をお散歩してきました。
写真を向けられれば、「いえぇ~い」と明るくPEACEサイン。
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