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旧青空つどいの家の歩み

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    「青空つどいの家」ってどんなところなんでしょう? 想像したって、わからない! それじゃぁ、見てみましょうよ! こんなところです! 本当、普通のおうちでしょう?!

おいしい青空つどいの家

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    青空つどいの家新店舗はおいしいものがいっぱいです!

たのしい青空つどいの家

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    青空つどいの家新店舗はたのしいものがいっぱいです!

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2007年8月30日 (木)

夏祭りだ!

8月25日は、青空つどいの家の「夏祭り&流しそうめん大会」を行いました!

心配していた天気も、とても気持ちの良い風を運んでくれて、絶好の流しそうめん日和。普段顔を合わせることの無い人たちでも、まるでいつも一緒にいるかのような和やかな雰囲気となり、いまだかつて無い大きな「家族」の誕生でして!

こんなにも人がこの家に入るのかと思わんばかりの、賑わいでした。

職員の華麗(?)な舞と今日限りの特別衣装っぷりを見せ、地元の踊り子さんから本物の踊りをみつつ、そして利用者さんが主役となった「名月赤城山」の寸劇をご披露するなど、なんとも波乱万丈に満ちた時間を、笑いと共に過ごしました。

さぁ、お昼になれば、外では畑で取れた野菜の炭火焼バーベキューの他、本物の竹をくり貫いて作った流しそうめんセット、おいしい焼き鳥や、焼きおにぎり、お漬物に、果物と、地産地消をふんだんに取り入れたスペシャルな料理の数々!

皆、流れてくるそうめんを必死に箸で追いつつ、頑張るあまり、最後の方々にはそうめんがなかなか到着せずと、そうめん争奪戦へ(笑)皆さん、かなり真剣でした!

外で食べるとは、こんなにおいしいものか!皆感動しつつ、おなかを満たし、今日という特別な一日を過ごして、家路に着きました。

皆の笑顔が何よりの、ご馳走。私は、ずっとそう感じて皆の笑顔をビデオに収めていました。

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2007年8月21日 (火)

24時間テレビ

8月19日(日)に、河北町どんがホールを会場に、24時間チャリティイベントに、青空つどいの家も出店してきました!

このような大きなイベントに参加するのも初めてで、最初はどの位人が来るのか想像さえ出来なかったですが、いざ始まってみると、次から次へ人が来て、ついには予約待ちの人さえ出てくるほどでした。

では、どんなことを青空つどいの家でしたのかというと、有資格者の職員が、皆 さんにフットケア(足裏つぼ押しマッサージ)や、ハンドケアを行ったり、折り紙・小物作り教室を行ってきました。P1060478 P1060468 P1060472

小さな空間の中でも、子供から大人まで、一緒に垣根無く楽しめたことが、何よりの収穫のように感じました。

遊びに来てくださった皆さん、本当にありがとうございました!

2007年8月16日 (木)

もんぺの話

以前、戦後辺りの日常生活の話で盛り上がり、本日利用者さんの一人が、なんと自ら穿いていたという「もんぺ」を持ってきてくださいました!

恥ずかしい話ですが、実は私「もんぺ」というものを、この仕事をする前まで、何のことか全くわかりませんでした。なので、初めてその実物をみたとき、えらく感動したのを覚えています。

「これが、あのもんぺっていうやつかぁ~!」と驚きつつも、穿いてみようと挑戦したところ、さっそく利用者さんから、「おんまぇ~、そりゃぁ、逆だべず~。こだなもわがらねのがぁ~。今の若い子は。」と、嘆かれました・・・

今日も、おばあちゃんたちも、「懐かしいわね~」と次々にもんぺに足を通し、<もんぺの女王>決勝戦並みに、もんぺ美人が勢ぞろいしてました。

本当、似合うんですよねー!背筋も、シャンとします!

話もいろいろ盛り上がって、出るわ出るわの昔話。聞いている私は、聞いたこともない単語に頭を悩ませ、それを聞いてみれば、「まだ、わがんねって言ってるど~。バカだべ、おめぇ~(笑)」とダメだしをされました・・・ 

50年経つと、こんなにも時代は変わってしまうのですね・・・

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2007年8月13日 (月)

心を繋ぐもの

心は、いろんな感情を超え、確かに相手に伝わる。その感動は、その人の力へと繋がっていく。

最近の誕生日会を通して、私は強く感じてしまった。

普段なかなかディに来れない利用者さんがいる。体も自分の思うように動くことは出来ないが、意志はとてもまっすぐで相手の目を見て何かを伝える力を持っている。声は小さいが、とてもゆっくり丁寧に言葉を選び紡ぎだしていく。そして、とても優しい笑顔を見せてくれる。

ちょうどその方の誕生日が今月に当たり、その人の誕生日会を開くことになった。その方はいつもここに来るたびに「たまにしか来れなくて申し訳ない~」といって、謝る。そんなことを言う必要も気の毒さも、ここにはいらない。 

いつも寝たきりの生活を送っている彼女に、誕生日の主役ということで鮮やかな着物を着て皆でその方のために誕生日会をした。

着物をして、花飾りをし、恥ずかしそうにはにかむ彼女。皆の前に登場するやいなや、皆から「お誕生日おめでとうー!」の祝福の言葉と拍手の嵐。

彼女は、とても小さな声で「ありがとうー。ありがとうー」といって、最高の笑顔を見せた後、目からはぽろりと涙をこぼし、声を震わせて「ありがとうー、ありがとうー」と言葉を続けていた。

その姿が、あまりにも純粋だったので、周りの利用者さんも彼女に近づいて手をしっかりと握り、「おめでとう」と声をかける。

彼女にとって、どれだけ嬉しい時間だったんだろうと思う。その時の誕生日会の写真をプレゼントし、とても満足そうな顔で彼女は家路に向かっていった。

感動は、人を繋いでゆく。その繋ぐ先には、自分の人生を豊かにし、相手を思いやり、その感動を誰かに伝えると共に、次の行動を生み出していく。

確かに、私は彼女から「感動」のバトンを繋ぎました。私は、それを皆さんにブログの中で伝えていきたいと思っています。何かしら、皆さんの心に、届きますように・・・・

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2007年8月11日 (土)

千の風になって

今、「千の風になって」がいろんなところで、感動を与えてくれています。もちろん、私たちのつどいの家でも、この歌が、利用者さんの歌声を通して、聞こえてきます。

私たちのところでも、この歌から、人の心の優しさを見れた、とある風景がありました。

限られている人の命。私たちのところでも、利用者さんが天国に向かうこともあります。

同じ曜日の利用者さんは、その真実を悟ってか、ひっそりと空くそのいつもの場所を眺め、こんな会話をしていたのを、私は聞いていました。

「なぁ。あの方は、今も尚、あの場所に座って、うちらを見守っているんだよなぁ。天国からでも、どこからでも。「千の風」になってって、今よく言ってるしな。近くにいるんだべ。」

『お~い、○○さんや、聞こえるか!今、あんたに歌聞かせるから、よっくど、聞いどけぇ』

そして、あの方が好きだった歌を、歌っていました。。。。

あまりにも、優しい光景に、私は、心が震えました。

私は「死」とは悲しいものと思っていました。別れることは辛いことだと感じていました。でも、その光景を見て、別れることは、寂しいけど、でも、近くにいるんだ。心が覚えているんだと思うと、悲しいものではないのかもと、思いが変わるようになりました。

利用者さんと一緒にすごす時間は、私にとってかけがえのない「宝物」です。幸せさえ、感じます。

もっと皆さんと、いろんなことを分かち合っていきたいです。。。。

2007年8月 1日 (水)

温泉ツアー

先週、青空つどいの家 第3回目 日帰り温泉ツアーを刊行してきましたー!

やっぱり、外出、なおさら温泉となると、皆さんの表情は生き生きとしていますね!

普段、違う曜日で会えない方々も、その日の大集合には、いつもとは違う賑やかな雰囲気に、心踊る場面が幾度となく出てきました。

大部屋を貸しきって、歌や踊りや寸劇や!お風呂を満喫し、心も満たされ、素敵な一日になったことと思います。

皆の笑った顔が、最高の元気の源。何度でも、その笑顔をずっと見て行きたいんです。

これからも、楽しい企画をどんどん立てていくので、一緒に楽しい思い出を作っていきましょう!

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