昭和という時代に生きて ②
前回、利用者さんを囲み、「昭和」の生活スタイルやその時の様子を聞き、その姿を再現する試みをしてみました
そしたら、その時の反響がとても良く、今まで見たことのない利用者さんの笑顔だったり、表情だったり、多くのことをたくさん教えていただきました
また、私自身も、昔の生活様式や習慣、食生活など、以前より興味を持っており、それに関する書物を読む機会も多くなりました。
その中で、毎回感じるのは、「今の時代は無駄が多すぎる」ということ
生活に余裕が出てしまった分、今度は心の余裕がなくなってきてしまった。
心の余裕がなくなると、会話が少なくなり、人と向き合う機会も少なくなる。人より、物に接する時間の方が多く、人の優しさやちょっとした感謝にも鈍感になってしまう
物を大切にする心、食べ物を作った人に感謝しながら食べるという心、そして、この私を生んでくれた両親に感謝するという心。
当たり前のことを、今の時代、改めて振り返らなければならない時代に来ている気がします。
「昔に戻ろう」というのは、今の便利な時代に慣れてしまった今、それは難しいことだけど、「伝えたい大切なこと・生きていく知恵」を伝承するには、まだこれからだと思う
青空というあの空間の中に、その伝承をしてくれる大先輩がたくさんいるというのは、実はとてもとてもすごいことなので、是非何かの形にして、伝えていけれる活動に出来たらいいなと願っています・・・
コメント