手は覚えている
何年経過しようとも、体が覚えたことは、いつまでも体が記憶しているものです。
今のレク活動では、利用者さんが子供~大人になるまでに、仕事と家庭の合間をぬって行っていた「草履(草鞋)作り」にちなみ、『布草履作り』に挑戦しています。
本当、皆材料がそろうやいなや、靴下を脱ぎだし、ロープを足の親指にかけ、切った布切れを器用にロープに巻きつける。その時のみんなの表情の真剣さといったらっ!
普段見られないほどの、真剣さに、職員も言葉を失うほど。。。
「学校に行くお金がないから、草履を一生懸命作って、そのお金で学校さいったんだぁ」というおばあちゃん。その手つき、見事なものです。ここに来ているほとんどの利用者さんが、既に立派な草履作りの先生。私たち職員が、生徒役になり、「ここばくぐしてよ、んで、次が・・・」と師匠たちのアドバイスに従い、なんとかなんとか、一段づつ布を編んでいくのでした。
その間に、皆さん黙々と作業に没頭。そして、1時間ほどで、一つの布草履が完成してました!
さすがの出来栄え!
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