お見舞い
青空に来ている利用者さんが、体調不良で入院してしまったので、今日はそのお見舞いへ。それに今日がその方の95歳の誕生日というのもあって、プレゼントを持っていざ出動。
病院に着くと、ちょっと物悲しく、細々っとしてしまったSさんの姿がベッドの中に。
「Sさんお久しぶりです!体調どうですか?そして、誕生日おめでとうっ!」最初は、ぼやっとしていたSさんも、次第にいつもの笑顔を取り戻し「今日誕生日だっけがやぁ~!」と、くっしゃっとした笑顔を私に向けてくれる。
大きく咲いた向日葵と、Sさんの写真がいっぱい詰まったアルバムをプレゼントし、Sさんは立ち寄る看護師さんみんなに「今日は私の誕生日だど~!この写真見でみっか!」と嬉しそうに声をかけている。嬉しい顔を見るというのは、私の最高の元気の源。
一通りおしゃべりし、私も「そろそろ時間だから帰るね~」というと、「もうちょこっとだけ、いでけろや。もっとおしゃべりすっべ」。この言葉に、ついつい心が浮気をし(一応勤務時間中)、結局1時間Sさんのひ孫や家族や友だちの話を聞いて、早く青空に戻ってきてね、を約束して、その日は帰りました。
あぁ。なんだか、私まで心がぽかぽかしてしまった。なんで、こんなに嬉しいんだろう。
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