鎮魂の日
今日で、東日本大震災発生から11年目を迎えます。
利用者様を前にした、朝のお話でもその話に触れたところです。
今も3万8千人ものかたが避難所暮らしをされており、震災関連で亡くなられた方は
1万9千人にものぼっております。
利用者さんに聞いてみました。
11年前のあの日、午後2時46分は何をされていましたか?
E様
地震があったので、小学校に子供を迎えに出かけたのを覚えている。
U様
娘と一緒にいて、地震に驚いて外に逃げ出したところ、娘の車が凄い揺れていた光景が今でも忘れられない。
M様
丁度、灯油を詰めていた時に地震が来たので怖かった。
K様
娘と一緒にお茶のみをしていた時に地震がきて驚いた。
11年前に発生した地震のあった日のことを覚えられている方のお話でした。
もちろん覚えていない方もおられますが、多くの利用者さんの中には、
あの時の地震の恐怖が忘れられない思い出として残っているようでした。
今日は、午後2時46分に町でサイレンが鳴ります。
私たちも、その時は手を止めて、鎮魂の祈りの黙とうを捧げました。
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