いつも、いつでも、いつまでも。
ここの利用者さんに、とても頑固そうで、職人肌のAさんがいるんですが。
「何かしたいのありますか?」と聞いても、「別にない。」と言い、大体は、昔からの知り合いとおしゃべりして一日を過ごす。けど、なかなか他の利用者さんとは会話を交わすことなく、いつも端のところに座って、皆の様子を伺っているような感じの方なんです。
最初の頃、私達は(Aさんは、ここにいるのが、つまらないのかしら??)とよく心配をしたものでした。
先日、彼からぼそっと、こんな会話がありました。ふとした、何気ない瞬間の間に。
「俺よ、、、、。 自分の足が動けるまでよ、青空に来てもいいのか?」
「もちろんよ!」私は答えます。 「そうか、そうか。良かった、安心した。」Aさんも、ほっとしたように笑って答えます。
「俺も、いつまで歩けるかどうか、心配になって。。また寝たきりになるのが、怖くてよ。」(彼は、以前闘病生活を送り、ほぼ寝たきりの生活が長く続いた過去在り)
彼も、心の内に、将来に対する不安が渦巻いていたのですね。 <また歩けなくなったら、どうしよう。。>
「歩けなくなったら、車椅子で迎えに行くから、大丈夫だって!ずっと、ここさ来てけろ。」そう付け加えると、Aさんの顔は、更にくしゃっとなって優しくなったんです。
大丈夫、いつでも、お傍にいますよ! 皆、あなたの事、大好きなんだからね
どうぞ、利用者さんの心の中に、青空が、一つの<心の帰る場所>になってくれたらと、願っています。
いつも、いつでも、いつまでも・・・
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