そんな珍しくもないモノ
ここ河北町にも山はあり、山際に住まわれている利用者さんが、
先日興奮して報告してくれたのです。
「家のまえの庭さ、カモシカいだけのよ。初めて見で驚いだんだ。」
利用者さんの自宅は、青空からも車ですぐの所にあるのです。
カモシカが身近に現れるなんて、私もびっくりした話題でした。
さて、そんな中、私も休日を利用して、天童の舞鶴山の公園に行ってきました。
ここには、今年新しくできた遊歩道があるのです。
階段を利用すれば、山の上まで登って行けるという、
散策路としても、なかなかの運動になります。
紫陽花が咲いていたその散策路を歩いていた時に、突然一緒にいた家族が何かを見つけ、
あっと声を出して駆け出したのです。
紫陽花咲く手近な斜面の草むらに、一匹のカモシカがいたのです。
私らが、近くにいても、一向に気にする風でもなく、草をもしゃもしゃしていました。
私らが、珍しい珍しい!と、興奮ぎみに写真を撮ったりしていたところ、
通路を歩いてくるご老人にも、カモシカがいると興奮して伝えたところ、
「あんなのそこらへんによく出るんだ。珍しくもねーよ。」
とのこと。
恐るべき地元の方の慣れ。
去り際に、
「あんまり刺激すっと突っ込んでくっからな。」
とご注意を頂きました。
天童市内にある山の中に、カモシカがいるということも初耳でしたが、
それが日常的な光景となっていたことも初めて知りました。
カモシカ(天然記念物)は、さほど珍しくもないということだそうです。
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