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旧青空つどいの家の歩み

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    「青空つどいの家」ってどんなところなんでしょう? 想像したって、わからない! それじゃぁ、見てみましょうよ! こんなところです! 本当、普通のおうちでしょう?!

おいしい青空つどいの家

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    青空つどいの家新店舗はおいしいものがいっぱいです!

たのしい青空つどいの家

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    青空つどいの家新店舗はたのしいものがいっぱいです!

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2011年4月24日 (日)

<号外>石巻活動報告

今回のブログは、青空つどいの家に代わって、私個人の日記とさせていただきます。
どうしても、皆様にお伝えしたい気持ちがありまして。。
興味のある方は、是非読んでみてください!
今日は、2回目の石巻市に復旧作業活動として行ってきました。

前回行ったのは、一か月前。少しは、状況も良くなってきているのかなと思ったのですが、現地に着いてみると、現状はあまり変わっておらず、、、

見るも無残な瓦礫となった街並み、積みかさなる車、給水車、自衛隊の姿。。
悲惨な町の姿が、そのままの姿で残っていました。

でも、この街中を歩くにつれ、明らかに町には活気が戻っていました。

がらんとした店の窓には「営業中」と手書きで書いてある文字。
廃墟の中にあった、奇跡的に店の姿を残した花屋にある、色鮮やかな花々達。

そして何よりも、そこに住む住民たちの笑顔の数が増えてきていた。

「もう、全て流されたよ。もう失うものは何もないよ。まさに、ゼロからのスタートだよね。悲しむ時期はもう終わったんだ。
だから、もう後は生きるしかないよね。それも、どうせ生きるなら、楽しく生きないとな!」

そういったのは、私たちが汚泥撤去作業で向かった先の、水産加工の店をしていたおじいちゃんだった。

「心配すんな! おれたちは、強いんだ! なんてったって、心配してくれるみんなもついているしな。」
そういって、うちらの肩をポンと叩くのです。

今日も、多くの心震える体験がありました。。


私にとって、今年初めての満開の桜は、被災地でみた桜並木でした。

この町にも、新しい季節を告げる桜が、満開に咲き誇っていた。
青空に、そよそよと舞ってゆく、桜の花びら。

届け! 届け! 

ある音楽家が言っていた言葉を思い出した。。

悲しみの地上にある、その青空に舞う鳥が鳴いていた。
その鳥が何と鳴いていたか。
それは、「 ピース、 ピース(peace)」。

桜が新しい季節を、その花の一滴を、やわらかな風に乗せて、未来に舞っていきましょう・・・

さぁ、明日から、新しい一日が始まるよ! 
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