3日間のキャリア体験
この度、3年ぶりに受入れを行うこととなったのは、
河北中学校2年生の生徒さんによるキャリア体験でした。
コロナの感染が拡大している現状ではありますが、様々な場面で問われているのが、
行動規制のない日常生活の活動維持です。
今回、生徒さんにも協力して頂き、事前に施設側で提供した抗原検査キットを
用いて安全性を確認した上で、受け入れを行っております。
この度は、中学校の生徒さん2名が青空を訪れています。
最初は緊張した様子で、利用者さんの前に立っての、初顔合わせとなりました。
利用者さんに対して、どのように接していいのかわからないところを、
職員が間に入って、利用者さんへの接し方、話し方を学んでいます。
利用者さんも、自分のひ孫さんの年代くらいの生徒さんに対して、
普段は見せない優しい声掛けをされていたりと、様々な刺激となっていたようでした。
生徒さんには、主に利用者さんへのお茶出しや、入浴後の整容、
レクの創作活動に一緒に参加する補助などを行っております。
おっかなびっくりだった生徒さんも、しだいに利用者さんとの接し方に慣れてきたようで
自然とした対応で、利用者さんの話を聴いたりされています。
最終日は、大きな画用紙に絵を描いて、作成していた花を散りばめた巨大絵の
創作に一緒に携わっています。
まだ完成ではありませんが、とても素敵な作品となっています。
最後のお別れの挨拶では、少し感極まった様子があったり、
その様子に利用者さんも目頭を押さえたりする場面が見られました。
利用者さんには楽しい時間と、生徒さんには視野が広がった
成長の機会となったのではと思います。
3日間、お疲れ様でした。
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